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プロローグ プロローグ  2006.09.21
敷地編(1) 敷地と道路  2006.10.06
敷地編(2) 敷地と周囲の地盤  2006.10.26
敷地編(3) 敷地と水害  2006.12.12
敷地編(4) 敷地の形、方位、傾き  2007.02.02
地盤編(1) 地盤の強度と土質 2007.06.06
地盤編(2) 宅地造成と切土・盛土 2008.01.28
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                                                   2007.2.2 更新 
   無難な敷地

   宅地の造成設計の定石として、敷地は正方形かこれに近い長方形  できれば南隣の
   敷地が低い土地、 そして地盤は水平  敷地境界は南北に平行  造成地全体を
   見たとき、道路の面積は最小限に。 極端に細長い敷地や不整形な敷地  大きな高低差
   をつくらないということがいえます。
   気候や土地利用を考えれば至極常識的なことです。
   造成コストを低く  販売面積を出来るだけ多くしようとした結果、 あまり特徴のない
   代り映えのしない住宅団地ばかりというのが現実でしょう。
   でもこれは決して悪いものではなく、無難な敷地といえます。
   自由に発想すると
 
   無難な敷地ではなく、所謂『へぼ地』というのがあります。
   不整形であったり、傾斜地又は南、東方向から陽が入らない等々
   でも、こんな敷地にも良いところがあります。
   たいてい地価が低いし、安く手に入ります。
   敷地編1でも書きましたが、不整形な敷地程 個性的な面白い計画ができます。
   傾斜地だって、計画しだいで平坦な敷地より使い易い設計だって可能になるはず?
   
   自然を生かした究極の家を見ました(米国)
   それは、谷に屋根を掛けた家(?)
   水を溜めた元谷間はプール  岩の間を巡ると居間、ベッドルーム、浴室の機能を持った
   空間が散在するというもの。(湿気の多いのが気になりましたが・・・)

   私の設計では、水平なところはほとんどなしの道路に沿った南面の崖地に擁壁を兼ねた
   3層の住宅を建築したことがあります。
   完成後の話しでは、その法面は過去に土砂崩れを起こしたこともあったそうで、利用価値
   0の土地でした。
   道路より高い位置にあるので、日当りは良くても外からの視線はなく、快適で素敵な空間
   になったはずです。
   採光は南面ばかりじゃない

   日当りに拘ると、住宅の南側に高い建物があったり、北下りの敷地だといつも家の中が
   暗いと思い込む人がいますが、 これは大きな間違いです。
   曇りの日は、東西南北どの窓も明るさは同じです。
   かといって、一年中どの方位の窓も同じ性格という訳ではありませんが、そのへんは
   計画編で書くことにして。。。
   敷地の方位だって計画次第で採光について絶対条件じゃないということです。
   天窓なら方位は無関係だし、壁面の窓の3倍の光が入ると建築基準法では見做しています。
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