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プロローグ プロローグ  2006.09.21
敷地編(1) 敷地と道路  2006.10.06
敷地編(2) 敷地と周囲の地盤  2006.10.26
敷地編(3) 敷地と水害  2006.12.12
敷地編(4) 敷地の形、方位、傾き  2007.02.02
地盤編(1) 地盤の強度と土質 2007.06.06
地盤編(2) 宅地造成と切土・盛土 2008.01.28
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                                           2006.12.12 更新 
   都市の水害

   台風や大雨で大きな河川の堤防が決壊しての水害ばかりが都市の水害ではありません。
   
   都市型水害と呼ばれる被害に河川は直接関係しません。
   短時間に多量の雨が降ったとき、いつもは気にもとめない道路側溝や下水道のマンホール
   から、突如として水が溢れ出し地下室に流れ込んだり、床下、床上浸水したりする水害が
   発生するのです。

   大都市の地下室での水死事故が現実に起きたのです。
   大きな河のない市街地だからといって、水害と無縁とはいえないのです。
   何故 都市型水害が起きるのか
 
   大きな理由は、緑地の減少、舗装面積拡大だと言えます。
   ここでいう『緑地』は、庭園や公園の草花 樹木だけではありません。
   農地や山林、採草地等全ての『緑』です。

   何故緑地が少なくなると水害が起きやすくなるのかというと、緑(草花 樹木とその土壌)は
   保水力があり、降った雨水をいったん蓄えてゆっくりと流してくれるのですが、緑が少なく
   なると雨水はいっぺんに側溝や下水道に流入し溢れてしまうのです。

   同じように舗装面積の割合が大きくなると、地面に染み込む雨の量が減ってしまいます。
   それと同時に舗装された地面に降った雨は速いスピードで短時間に低い方に流れ下る
   ので、下流での許容量を超えてしまい水害を起こすのです。
   雨の日に敷地を見る

   住宅の敷地の善し悪しを見るなら雨の日、それも大雨の時程良いといえます。
   目当の敷地の他、周囲も歩き廻って道路などが冠水していないかよく見ましょう。
     地域の人に聞いてみよう

   その地域に古くから住んでいる人々、できればお年寄りの方に過去に水害がなかったか
   とか、近くに川(小川でも)があればどの位まで水位が上がったことがあるかなど聞いて
   みるのは大切です。
   私もこのやり方で造成設計した住宅団地全体の水害を免れた経験があります。
    水害の心配があるときは

   建物の基礎を高くするのは非常に有効です。
   床下浸水くらいならそれ程の被害にはなりません。(基礎の中の水は外に流れるように)
   又、エアコンの室外機なども架台を高くしておくべきです。
   庭園灯もあまり低いものはダメです。
   防水型は、耐水型とは違いますので(念の為)
   大雨で停電(漏電ブレーカーが落ちる)なんてことは起こります。
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