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2006.10.26 更新 |
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崖(がけ) |
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家を建てようとする敷地の中に 又は他人の土地ではあるけれども 敷地に接して崖が
ある場合は注意が必要です。
法律でいう『崖』は がけ下端からがけ上端までの垂直距離が2mをこえる高さがあり、
がけ面の勾配が水平面に対して30度をこえる場合をいいます。
ただし、この『崖』が岩盤で崩れる心配のない場合は、『崖』として扱いません。
こんな『崖』があると、崖の下端(低い方)から前も後も崖の高さの2倍の距離の範囲に
住宅を建築することは出来ません。
これは 崖崩れに対する安全性を考えるからです。
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どうしたら崖近くに建築できるか 〜自分の敷地の方が高い場合〜 |
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崖の部分に擁壁(ようへき)をつくる方法があります。
ようするに「土留」のことです。
やり方は色々あります。
鉄筋コンクリートでできた既製のL型擁壁 間知石(けんちいし)やコンクリート製の間知石
を積む方法 現場に型枠を組んで生コンを打設する方法 等々
このとき がけの高さが2mをこえていると建築確認申請が必要となるので注意!
工事費の他に時間と費用がかかります。
擁壁を作らない方法としては、建物基礎の下に崖とみなされない深さまで杭を施工する
やり方も認められています。
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どうしたら崖近くに建築できるか 〜自分の敷地の方が低い場合〜 |
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やはり、擁壁をつくるしか方法はないと思います。
この時、崖の部分(法面・のりめん)が誰の所有かによって擁壁の形式を決めなければ
ならなくなります。
たいていの場合、逆L型擁壁という形式になるはずです。 |
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擁壁はかなり費用がかかるもの |
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擁壁を設計するには、地盤調査(これについてはいずれ書きます)と、擁壁の高さ、形、
構造に基づく構造計算が必要となるし 工事費もバカになりません。
工期もかかります。
崖のある、又は近くに崖のある土地は安いかもしれないけれど、敷地として使うには
費用がかかり、決して安い土地でなくなってしまう場合があるということです。 |
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崖(高低差のある)のある敷地のメリット デメリット |
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南下りならば日当りが良くなるかもしれません。
場所によっては 見晴らしが良く 眺望の楽しめるプランができるかも・・・
方位によっては 季節風が弱められたり 騒音が入りにくかったりするかもしれませんね。
恐いのは 地震のときの土砂崩れで 造成方法が不適切なために住宅地全体が滑って
移動してしまうこともあります。
雨水排水がきちんとできなくての土砂災害・・・
崖下は、地盤が湿気やすいなど 崖の上の方に川や池 沼があるなどは最悪です。 |
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場所の見極めと自由な発想のプラン次第で |
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崖の上(岩盤であること)の住宅で 廻りの景色を借景し眺望を楽しむ家。
法面はそのままに宙に浮く家
擁壁を建物の外壁としてしまい、敷地の有効利用と 静かで落ち着いた室内空間を手に
入れる家 等々
設計者としては、大変面白い仕事なのです。 |
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